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【短い英語フレーズ】超シンプルでしっかり伝わる英会話

サクラ(@SAKURA_Eng)です。
レッスンで感じるのが、英語を自分で難しくしちゃってるなーということです。

もちろん本人はそんなつもりはないのかもしれません。
でも、非ネイティブの私たちは「早く」「わかりやすく」「シンプル」な言い方で、意思疎通をした方がいいはずです。

「もっと英語が話せるようになりたい」

「英語でしっかりコミュニケーションをとりたち」

それなら、シンプルな単語と動詞を使ってストレートに伝えるのが一番です。
この記事では、短い英語について解説をします。

なぜ短いフレーズがいいのか?

短い英語のメリット
Plain English(プレーンイングリッシュ)はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア政府が認めているシンプルで短い英語です。

プレイン・イングリッシュ(英語: plain English, 「平易な英語」の意)は、明確さと簡潔さを強調し、専門用語を回避するコミュニケーション様式の総称であり、とくに法律を含む政府の公式発表等と関係したものである。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

具体的には、
「明確で簡潔、効果的表現を駆使すること。」で Plain Englishで書かれる代表的なものが、米国大統領の就任演説であり、ウォール・ストリート・ジャーナルなどになります。
実際の日常会話を考えると、ネイティブ、非ネイティブ関係なく、誰に対しても伝わる短い英語を身につける必要があります。
その中で今回は日常生活で使える2語や3語のフレーズをご紹介します。YouTubeも合わせてご覧くださいね。

3語で伝える英語フレーズ100

シンプルにわかりやすい、短い英語にする3つのコツ

短い英語にコツ

否定形のnot文を減らす

否定の内容を伝えたい時、notを使わないフレーズで表現します。
「肯定形+no」を使ったり、逆の考え方で文を構成します。

× He doesn’t have any money.
○ He has no money.
(彼はお金がありません)

× He didn’t take the offer.
○ He refused the offer.
(彼はその申し出を断った)

シンプルで強い言葉を選ぶ

日本人は特に目上の人に使えるフレーズなのかや丁寧な言い方を好む傾向があります。
丁寧な言い方を一番に考えると、どうしても文章が長くなってしまい、間違いを恐れて結局話せなくなってしまいます。
意思疎通を優先するなら、シンプルでわかりやすい言葉を選びましょう。

× Would you mind having another one?
○ I’ll get second.
(おかわりください)

× Could you give me your hand?
○ We need your help.
(手伝ってください)

動詞はbe動詞以外を選ぶ

実はネイティブはあまりbe動詞を使いたがりません。
be動詞の代わりに、動作を具体的に表す動詞を選んでみましょう。
be動詞を避けることで、動きのある言葉となりネイティブらしくなってきます。

× My hobby is cooking.
○ I love cooking.
(料理が趣味です)

× SNS is so popular among young people.
○ Most young people use SNS.
(若い人にはSNSが人気だ)

2語で伝わる英語フレーズ

・別れ際のあいさつ

See you.
(またね)

またすぐに会える人に使うあいさつ。当日中に会う予定があるなら、[See you later.](また後でね)と言い換えたりもできます。

So long.
(さよなら)

[Bye]ではない言い方もあるのです。使ってマスターしましょう。

Have fun.
(楽しんできて)

どこかにいく予定の友人と別れる時に使える言い方です。

Good luck.
(幸運を)

例えばテストや面接の予定がある友人と別れるときに使ってみましょう。

・意見を伝える

Me too.
(私も)

肯定的な相手の意見に同意する時に使います。否定形の意見に同意する時は、[Me neither]となります。

No way.
(ありえない)

信じられないようなことを聞いた時、「まさか」という気持ちを伝えます。

Good job.
(よくやった)

良い働きをしてくれた時や、勉強がよくできた時などの声かけです。

It happens.
(そういうこともあるよ)

不運なことがあった時や愚痴を聞いた時などにぴったりのフレーズです。

・依頼、お願いを伝える

Let go.
(離して)

その場を離れたい時に使えるフレーズです。

Hold on.
(ちょっと待って)

電話している時、手を離せない時に使うフレーズです。

Be quiet.
(静かにして)

命令調子の強い言い方になります。

Get lost.
(出て行って)

命令調子の強い言い方になります。

・聞きたいことを伝える

What’s wrong?
(どうしたの?)

困っている人や元気のない人に対して使います。

Till when?
(いつまで?)

締め切りのあるものの確認をしたい時などに使います。

Everything OK?
(うまくいってる?)

あいさつの続きとしても使います。調子や近況を尋ねる意味合いです。

How much?
(いくらですか?)

物の値段を確認したい時に使うフレーズです。

・自分の状況を伝える

I’m cooking.
(料理しています)

[〜ing]は他の動詞に言い換えれば、今やっていることを表現できます。

I’m full.
(お腹いっぱいです)

I’m single.
(私は独身です)

be動詞と形容詞で、自分の状況を表現します。

I’m lost.
(道に迷いました)

be動詞+過去分詞で受動態の表現です。

短い英語 リスニング 聞き流し

3語・4語で伝わるフレーズ

単語の数が増える分、もっと詳しいことを表現できるようになります。

・自分の感情、状況を伝える

3語で自分の気持ち、状況などの強さ、弱さなど細かいことまで伝えることができるようになります。ネイティブは短縮して話すことが多いので、短縮したものを1語としています。

I felt sad.
(悲しいです。)

I’m so happy.
(僕はとてもうれしいです。)

I can’t swim.
(私は泳げません。)

I knew it.
(知ってるよ。)

I’m gaining weight.
(体重が増えています。)

・依頼、お願い・誘う

Don’t stop here.
(ここで止まらないで。)

Less noise please.
(もっと静かにして下さい。)

Leave me alone. 
(ほっといてよ。)

Wash your hands.
(手を洗いなさい。)

・相手に聞きたい時

Which is mine?
(どっちが私の?)

What did he say?
(彼は何と言いましたか。)

Are seats available?
(空席はありますか?)

Are you ready?
(準備できた?)

短い英語を学習する

「短い英語でいいんだ」という気持ちを持つことで、英語を話すことがラクになり、楽しくなります。
そこで短い英語をYoutubeやポッドキャスト、Kindleで学習しましょう。
YouTubeとブログに連動したフレーズ集200をkindleで出版ていますので、こちらも合わせてご覧ください。
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ネイティブが最初に覚える英会話フレーズ300

まとめ

世界で英語を話す人口の割合は実はネイティブキャンプよりも非ネイティブの方が多い現在。
シンプルでわかりやすい英語を話す力が必要なのは間違いありません。

日本人は丁寧で、正しい英語を求める傾向がありましたが、それば英語学習を難しくしているのも事実です。
海外に出てみると、実際日常的に使われている英語が完結で、短いものが多いことに気づくでしょう。

「短い英語」の発想を持つことで、肩の力も抜けてきっと英語を話すことが楽しくなります。

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