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【独学で英会話】英語初心者が10ヶ月で日常英会話をマスターする勉強法

こんにちは、サクラ(@SAKURA_Eng)です。

「ハローとかサンキューしかわかんない」
「英語を聞いてると思考停止しちゃう」
「英語を話してる日本人を見ると、かっこいいと思っちゃう」

学校を卒業してから英語と無縁の生活をしてきた方にとって、英語学習は難しいですよね。「48歳からでも英語を話せる様になりますか?」と相談を受けることも多いです。

英語を話せるようになるには、まずは現在の自分のレベルをしっかり把握して、少しずつ学習するしかありません。残念ながら「聞き流して..」「寝ている間に..」そんな魔法はありません。当然ですよね。

ただ効率的な学習方法というのはあって、今回は初心者向けに効率的な進め方をご紹介します。目標は10ヶ月で「英語が話せる!」と自分で感じること、です。

この方法を使って、中学英語も難しいと感じる超初心者が、英語を読み書き、そして躊躇なく英語を話すことができるようになっています。
詳しく解説していきますので、最後までしっかりと読んでくださいね。

Step.1 英語を学ぶ理由を再確認する

ここが一番大切なパートです。
あなたはどうして英語学ぶのでしょうか。

「受験のため」
「TOEICでいい点をとるため」
「海外旅行に行きたいから」
「仕事で使えるようになりたいから」

それぞれに、なにかしらの理由があるはずです。
その理由をしっかりと自分で確認して覚えておきましょう。
それが唯一、英語を毎日学習するモチベーションの原動力です。

理由があるから学習を続けることができます。
英語学ぶ理由がないのに、英語を使う必要のない日本で英語を身につけるのは難しいことです。
英語を学びたい理由が自分の中で明確化できてこそ毎日継続出来るのですから。

私の場合は、英語を学んだのは人との関わりを増やすためでした。
小さい時から、なんとなく伝えたいことを伝え切れていない、うまく友達と話せないと感じていました。今でいう「引きこもり」気味だったのですね。

あなたが「英語を学ぶ理由」は何でしょうか?
始める前にまずはこれを明確にしておきましょう。

Step.2 「日常会話」とはどういうレベルなのかを認識する

「ビジネスで英語を使いたい人」と「海外旅行で使いたい人」では目指している目標が違っていますよね。
目標によって、毎日取り組む学習や時間も違ってくるのは当然です。

そしてよく使われる「日常会話」レベル。
初心者がまず目指すのはこのレベルになります。

でも実はこの「日常会話」レベル、ネイティブ圏に住んで見ればわかりますが、幅広いのです。
そこでこのブログでは「日常会話」レベルを3段階に分けて、解説を進めていきます。

レベル1(初歩的レベル)

単語を並べて会話できる。
2語くらいの単語を並べて会話するイメージです。
文法は使いこなせません。

聞きたいことは末尾をあげたりすることで、疑問文にできます。
身振りを添えて、伝えたいことを理解してもらいます。

答える時は、1語だけで答えることも多いです。
基本的に旅行くらいならば、困ることはありません。

【聞きたい時】
Your name?(名前は?)
How much?(いくら?)指をさしながら
This way?(こっち?)
What?(なに?)指をさしながら

【答える時】
OK.(いいよ)
Yes.(はい)
No.(ダメ)

Japanese.(日本人だよ)
My friend.(僕の友達)
Please.(お願い)

レベル2(中級レベル)

2語文以上の文章で話すことができます。文法を理解して、定型文はすぐに口からでてきます。
日本語のように長い文章はすぐに口から出てきません。

聞き取りは大体できますが、聞き逃すこともあります。
言いたいことを伝えることは大体できますが、言いっぱなしになルことが多く、会話のキャッチボールはできません。
周りからの「英語が話せる」というイメージと、自分の英語力のギャップが大きい場合があります。
例えば、TOEIC800点以上、英検準1級など、テストのスコアが良くても、会話のキャッチボールができない人が多数います。

スコアを重視している場合はテスト向けの訓練をするのは間違いありませんが、「話せるようになりたい」ならスコアにこだわらない学習が必要です。

【聞きたい時】
What it this?(これは何?)
How much is it?(いくらですか?)
How long does it get to the hotel?(ホテルまでどれくらいかかりますか?)
How much is about 1 kg?(1キロって大体どれくらいの量になりますか?)

【答える時】
I can swim well.
I live in Tokyo with my family.

レベル3(上級レベル)

日本語と同様に、文章を繋いで話すことができます。ネイティブと会話を楽しむことができるようになります。

自分の得意な言い方で、生活全般を問題なく過ごすことができますが、わからない単語、言い回しは多数あります。
ネイティブ圏に暮らしても支障がないレベルです。

Step.3 初心者はレベル2(中級レベル)を目指す

日本人ならば、義務教育の中学校で必ず基本的な文法と基本的な単語1200語を学習します。高校での学習を合わせると、日常会話で必要な約3000語を学習しています。

ですから、初心者はまずレベル2(中級レベル)を目指しましょう。
レベル2(中級レベル)というのは、上記に記載したように言いたいことを大体伝えることができるレベルです。

野球選手のダルビッシュ選手などをみてもわかりますが、英語のインタビューも自分で受けていますし、チームメイトとも通訳なしで会話ができるレベルです。

私の場合、一番最初は「一人の海外旅行で困らないようにする」というイメージをして取り組んでいました。そして、半年後に旅行の予定を入れてしまったのです。予定を決めてしまって自分の目標にコミットすることも有益です。

毎日学習をすることで、レベル1(初歩的レベル)〜レベル2(中級レベル)の中間くらいに到達しました。
実際の海外旅行は緊張しながらも、英語を話すことができて自信にもなりました。

Step.4 達成時期を明確にする

次はいつまでに達成するかを決定します。
一般的にオンライン英会話では100時間レッスンすると自分で変化が感じられるようになると言われています。

そこで、ここでは
ズバリ、10ヶ月でレベル2(中級レベル)を目標にします。

いつまでに達成するかをきめるのは大事なことです。
When(いつ)
これが決まっていないと、人間は楽な方へと動いてしまいます。だから絶対に必要なことです。

10ヶ月、下記にご紹介する学習に取り組めば必ず達成することができます。さらに、英語を毎日学ばなくてはいけないように追い込んでしまうのも手です。

私の場合は、最初の頃TOEICのテストを申し込んでしまいました。行かなくてはいけない状況にしてしまう。

テストのスコア=英会話力
ではありませんが、どれだけ自分の努力が身についているのかを確認するには、テストは良いツールです。モチベーションアップに使いましょう。
スコアがイマイチだと気持ちが落ち込むかもしれませんが、だんだんと点数が上がっていくのは気分がいいものです。ぜひツールの一つとして使ってみましょう。

Step.5 「私が話せる」までの計画について

英語を学ぶためにかかるお金

さて、「英語を学ぶ理由」と「目標」が明確になったなら次は気になるのがお金ですね。
最近はYouTubeや、ポッドキャストを使えば「0円」で英語を学ぶこともできるようになってきました。
サクラ・イングリッシュのYouTubeチャンネルではネイティブが普段使うフレーズを、スピーキング用リスニング用としてたくさんアップしています。移動中やスキマ時間にはとても良い勉強法だと思います。

>>人気の動画はこちらから!

でも、それだけで「日常的に使える英語」を話せるようになるか?といえばそれは難しいでしょう。
なぜなら英語を獲得するには、インプットとアウトプットの両方が必要になるからです。それでは、私が提案する学習方法を使った場合の金額について計算をしてみます。

参考カリキュラム①

学習プ
ログラム
方法 価格
単語 文法用の
参考書や
YouTube
0円
文法 参考書
1冊(一億人の英文法)
1,980円
スピーキング オンライン
英会話(ネイティブキャンプ)
6,480円
リスニング YouTubeやspotify、
オンライン英会話
0円
ライティング 文法で使う参考書 0円
合計 8,460円

※カリキュラムの詳細は下段の勉強方法にて解説します。

「参考カリキュラム①」はオンライン英会話を組み合わせてインプットとアウトプットを繰り返すコースです。
オンライン英会話ネイティブキャンプの場合は、毎日1レッスン〜無制限でレッスンを受けることが可能です。

初心者でこれまで全く英語を話したことがない場合は、いきなりオンラインで外国人と話すのは緊張してしまうかもしれません。
その場合は、日本語を話せる日本人講師を選択しましょう。
オンライン英会話でアウトプットをし、参考書やYouTubeを使ってインプットを繰り返します。
この方法で月額8,460円になります。

参考カリキュラム②

学習プ
ログラム
方法 価格
単語 文法用の
参考書や
YouTube
0円
文法 参考書
1冊(一億人の英文法)
1,980円
スピーキング スタディサプリ(日常英会話) 1,980円
リスニング Youtube
やスタディサプリ(日常英会話)
ーー
ライティング 文法で使う参考書 0円
合計 3,960円

こちらは大人気の英語学習アプリスタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)を組み合わせてインプットとアウトプットを繰り返すコースです。スタディサプリでリスニングとスピーキングが強化できたという体験が多くSNSに寄せられています。

アプリには飽きさせないゲーム性やストーリー展開があるだけでなく、上級者も実践している「なりきりスピーキング」や「ディクテーション」のメニューもあります。



会話ではありませんが、声に出すことはアウトプットになります。
さらに参考書やYouTubeを使ってインプットを繰り返すことでレベルアップをすることが可能です。この方法で月額3,960円になります。

最初の月にスタディサプリを使ってしっかり独学し、ふた月目以降にオンライン英会話を使うのもいいですね。

Step.6 毎日の学習計画

10ヶ月で目標を達成するためには、毎日最低1時間以上学習をしましょう。
下記は毎日のモデルカリキュラムです。

参考カリキュラム①で学習する場合

朝方に学習したい場合

5:30 復習&文法学習
6:00-7:00 オンライン英会話

移動時間 spotifyで聞き流し(30〜1時間)

参考カリキュラム②で学習する場合

夜に学習したい場合

21:00-22:00 復習&文法学習
22:00-22:30 スタディサプリ
22:30-23:00 Youtube動画学習

移動時間 spotifyで聞き流し(30〜1時間)

Step.7 学習を継続する

ある日突然、英語が話せるような魔法は今のところありません。

目に見えて上達するわけではありませんが、毎日継続すれば、必ず上達します。
語学学習というのは、簡単に上達するわけではないので、「継続」が難しいのです。
では、どうすれば継続できるのか?
大事なポイントは二つあります。

仲間と学習する

一人では難しいことも、仲間がいれば成し遂げることができるのです。
漫画の「ワンピース」でも「鬼滅の刀」でも、仲間がいなくては目標を達成することは不可能ですよね。
そして、「なんとなくやりたくないなあ」
そんな気分になってしまっても、仲間がいればサボることは難しい。
だから、ぜひ英語学習をする仲間を作ってほしいのです。

例えば、Twitterでは勉強垢というものを作って、それぞれにフォローをしあっています。こんな風に仲間を作るのはいかがでしょうか。

習慣化する

毎日なにげなくやっていることの代表といえば歯磨きですね。
歯磨きをするのが「つらい。やりたくない」なんて思ってやっている人はあんまりいないと思います。

どうして何気なくできるのかといえば、すでに「習慣」になっているからです。
英語学習も歯磨きのような習慣にしてしまえば、苦もなく継続することができるようになるのです。

「三日坊主」と言う言葉があるように、3の区切りでやめてしまうことが多いものです。
ですから、最初はまず「三日」続けてみましょう。
三日続けることができたら、次は「三週間」。
次は「三ヶ月」です。
そうして一つずつ続けることができたら、だんだんと習慣化することができるようになります。

スタディサプリやオンライン英会話のマイページでも学習状況が確認できます。
自分がどれだけ学習を続けることができているのかを目で確認するのは大事ですね。
こういったサービスを使って、モチベーションを維持していきましょう。

Step.8 英語と日本語の違いを知る

日本語と英語は距離が遠い言語です。
ですから私たち日本人にとっては、習得するのが難しいというのは仕方がないことです。

日本語を話す私たちにとっては、距離が遠い英語。
ではいったいどんな風に、どれくらい違いがあるのか?
を知るのは大事なことです。
事実を知った上で、学習しないと無駄なことをしてしまう可能性があるからです。

例えば、こちらを確認してみましょう。

A:「夜、一緒にご飯食べに行かない?」
B:「今日は家にお母さんが来るんだ」

日本語の場合はこれで会話が成立してしまいます。一見会話になっていないような二つの文章ですが、誘った人は答えが「No」だと認識するのです。
でも英語の場合は違います。

A:Let’s go to dinner together.
(一緒にご飯食べに行かない)
B:I’m sorry, I can’t.
(ごめん、無理)
B:I’ve got my mom coming over tonight.
(今日は家にお母さんがくるんだ)

このようにまず質問に対する返事をしなくてはいけません。
英語はとにかく結果はどうなのか、YesなのかNoなのか、
それは本当に正しいのか、といった「客観性」を重視する言葉なのです。

英語は「ローコンテクスト文化」といいます。
ローコンテクスト文化の英語では、コミュニケーションがほぼ言語を通じて行われます。

一方日本語は「ハイコンテクスト文化」といいます。
コミュニケーションが価値観、感覚といったコンテクスト(文脈、背景)に大きく依存する文化のことを言います。

ですから日本語の場合は、質問に対して直接的な返事をしなくても会話が成り立つのです。英語と日本語は、距離の遠い全く違った言語であることを知っておきましょう。

頭の中で英語→日本語にすれば、会話のスピードにはついていけません。日本語→英語への変換のリスクも想像できます。

Step.9 科目別の学習方法

単語

図のように成人のネイティブのボキャブラリーは2万〜3万5千と言われています。
でも日常的によく使われる3000語を知っていれば、全ての会話、雑誌などの文章の90%を理解できると言われています。

※参考文献 
BBC News[How many words do you need to speak a language? ]

そして、私たち日本人は高校卒業までにすでに3000語以上の単語をすでに習っているのです。

「それならすぐに話せそうじゃん」
と思いますよね。
でも実際のところ、高校卒業しただけで英語が話せるようになっている人はほとんどいません。
せっかく学んだ単語をうまく使いこなせていないのも原因の一つです。

なぜ使いこなせないのか? comeとgoの違い

それは一つの言葉を一つの意味で、限定的に覚えてしまっているからです。例えば、下記のように(1:1)で単語の意味を理解しているのです。

take=つかむ
bring=持っていく
have=持つ
go=行く
come=来る

ここでは、goとcomeについて解説してみます。
例えば、出かける予定があって「もう行くわよ〜」と下でお母さんが言っています。
そして「今行く〜!!」と言ってるシーンをイメージして下さい。

この「行く〜!」は、英語で何て言うでしょう?

ここでやってしまいがちなのが、
“I’m going!”
と言ってしまうことです。

“I’m going!”と言ってしまうと、
「え?どっかいっちゃうの?一緒に行くんじゃないの?」
という不思議な会話になってしまうのです。

正しくは、
“I’m coming!”
です。

日本語だと「行く」なのに、どうして「come」になってしまうのでしょう?

間違いの原因は、
go:行く
come:来る
と覚えてしまっているからです。

こういった1:1の覚え方をしていることで、単語を知っていても「使えない」という現象になってしまうのです。
単語に関しては「イメージ」とリンクすることで覚えて行く方法がオススメです。
go 句動詞 phrasal verbs
goとcomeは、こういったイメージを持って覚えてしまいましょう。

・テリトリーに近づく場合はcome
・テリトリーから遠ざかる場合はgo

英語とはテリトリーを意識する言語です。
そこでいつでも「テリトリー」をイメージしておく必要があります。
何らかのテリトリーがあって、それに向かって近づいて来て、だんだんとテリトリー内に入って来る感じがcome、テリトリー内からでてどんどん遠ざかっていくような感じがgoになります。

「今行く〜!」
と言ってる時の「行く」は、基準となるテリトリー(=下で待っているお母さん)に近づく、ということになるので、goではなくcomeになるのです。
このように単語に関しては、1:1の覚え方ではなくイメージでリンクさせて覚えて行く方が使える状態になります。

こちらの本は何年もベストセラー担っている解説書です。
詳しく単語についてのイメージを解説しているので、オススメです。
[itemlink post_id=”4851″]

発音(Pronunciation)

日本ではなぜか「発音は気にしなくてもいい」ということを言われています。確かに受験のため、テストのために英語を学ぶならそれもいいでしょう。

でも、実際話すために英語を学ぶなら発音は超重要なポイントです。
正しい発音を知らなければ、相手の話していることを聞きとることができません。
正しい発音で話さないと、理解してもらうのも難しいのです。

英語が第二言語の英語スピーカーなら、「理解しよう」と努力してくれます。
それは、彼らも英語が習得した言語だからです。

でも第一言語が英語のネイティブは、きちんと発音しないと理解してくれません。
それはメジャーリーグに挑戦したダルビッシュ選手も名言しています。

アメリカ人の人って多いのが、ちょっとでも発音が違うと全く理解してくれないという人が結構います。
参照:Yu Darvish(youtubeチャンネル)

英語の発音にはルールがあり、その中の基本的なものが発音記号やフォニックスです。
発音記号とはこのようなものです。

BLACK [/blæk/] 




acquisition
[æk.wəˈzɪʃ。ə N]

難しい単語も、発音記号が読めれば読むことができるのです。

学習の方法としては、下記のページでまずは発音記号を覚えてください。
そして、単語の学習と組み合わせて発音していくのがいいでしょう。

リスニング(Listening)

リスニングを鍛えるには、ネイティブの話す英語をたくさん聞けばいいのでしょうか。
もちろんそれも必要な学習です。
でも実際、初心者がネイティヴのナチュラルな英語をいくら聞いても、聞き取れるようにはならないでしょう。
ではどうすればいいのかと言えば、単語を発音と一緒にしっかり覚えることです。

日常会話をするのに必要な単語の数は約3000〜5000語というお話をしました。
ですからこの単語を徹底的に使えるようになるまで定着すればリスニング力もアップするでしょう。

正しい発音を聴きながら、自分でも発音しできるようになるまで繰り返す。
これで覚えた単語はネイティブが話していてもだんだん聞き取れるようになります。

ネイティブの文章を聞き取る訓練ということでオススメなのは、シャドウイングとディクテーションです。
シャドウイングとは、ネイティブが話している英語にオーバーラップするように真似をしてついて行く訓練です。

影(シャドウ)のように追いかけることから「シャドウイング」という名前がついています。

ディクテーションとは、ネイティブが話した英語を書き留めていく訓練です。
スタディサプリでもしっかりディクテーションができます。
実際の話し言葉はリエゾンなどによって、単語がくっついて発音されていることが多いもの。
そういった実際の会話を聞き取るための訓練です。

3000wの単語をしっかりと定着させてから、シャドウイング&ディクテーションをする。この流れで、リスニングはぐっと上達することができます。

スピーキング(Speaking)

ここまでは「インプット」する学習でした。
英語を上達するためには、インプットとアウトプットを繰り返すことが重要になります。

スピーキングはアウトプットの訓練です。
そして現在オススメなアウトプットの訓練は「独り言とオンライン英会話」です。

英語で独り言をつぶやく

お金もかからず、1人でできる効果的な方法として「英語で独り言をつぶやく」という練習方法あります。

例えば、
Do I have breakfast?
(朝ごはん食べようかな)

It’s raining.
(雨降ってる)

I’ve to pay utility bills.
(今日は公共料金払わなくちゃ。)

このような日常のありふれたことを英語でつぶやいてみるのです。最初は慣れないかもしれませんが、効果は抜群!
こちらの記事にやり方や効果について詳しく書いています。

オンライン英会話ってどうなの?

オンライン英会話とは、スカイプやアプリを使用して自宅で海外に住む外国人講師と英会話のレッスンをするシステムのことです。
オフラインの英会話スクールの半分以下で、外国人講師から英語が学べるということで近年急速に普及してきました。

最近は「stay home、keep safe」だったこともあり、さらに海外渡航自粛もあってオンライン英会話スクールは増えています。結論としてオンライン英会話はスピーキングを磨く「最強のツール」だと思います。(今の時点で)

別にオンライン英会話をやらなくても、スピーキングを磨くことはできるのですが、語学というのは話す人と話すことがあるから、必要なものです。ですからいずれ、どこかの時点で英語で会話をする必要がでてきます。

オンライン英会話のメリットは何より、自宅にいながら安い費用で外国人と話せることでしょう。いきなり外国人とのレッスンが不安な方は「日本人講師」からのレッスンんもオススメです。数ヶ月日本人とレッスンし、その後外国人とレッスンするのも良いと思います。

なお、おすすめスクールはCMでおなじみのDMM英会話と無制限のレッスンが売りのネイティブキャンプです。この2社のどちらかで始めるのがおすすめです。(どちらにも日本人講師が在籍しています。)
迷ってしまう方は両社を比べたこちらの記事を参考にしてください。


両社ともトライアルは無料でできますので、まずはお試しでやってみるのがいいと思います。
>>ネイティブキャンプ【公式サイト】
>>DMM英会話【公式サイト】

DMM英会話とネイティブキャンプの価格

DMM英会話 ネイティブキャンプ
価格/毎日
25分の場合
6,480円 6,480円
価格/毎日
50分の場合
10,780円 6,480円
日本人講師 100人以上 400人以上
ネイティブ
レッスン
15,800円(月額) 1レッスン1000円

ライティング(writing)

実はライティングの必要性はあまり取り上げられることがありません。
英語学習の最難関がライティングだからです。
そのため、英会話の学習といえば、「スピーキング」と「リスニング」ばかりを謳っているのです。

でも、ライティングも重要な「アウトプット」の一つです。
スピーキングと違って、相手がいなくても一人でできる学習なのもいいところです。

しかも驚くことに、ライティングを続けることでスピーキング力が伸びることが多いのです。
実際私も毎日少しずつ、日記のような形で実際よく使う日本語を英語で書くという学習を繰り返しました。

その結果、その文章がスムーズに英語ででてくるようになり、「言いたくても言葉にならない」というストレスが減っていったのです。

やり方としては、文法の勉強と一緒に書き取りをすることです。
参考書の文をノートに書き写すということを繰り返します。

そうすると文章がだんだん身についてきます。
次のステップが自分の考えを書く訓練です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

初心者が0→10以上にレベルアップするのが、とても大変なのはよくわかります。
それでも、継続をすれば確実にレベルアップできるのが語学です。
ぜひこの記事を参考に取り組んでみてください。