英会話学習をしていて、こんなことありませんか?
・言いたいことがあるのに、文章が組み立てられない
・音は聞こえているのに、文章の意味が理解できない
・長い文章を読むのが苦手。よくわからない。
実はこういった悩みがあるのは、
文法に自信がないせいかもしれません。
英会話に文法は関係ない、という人もいますが、第二言語として英語を学ぶ私たちにとっては英文法は絶対に必要なものです。
でも、「何から手をつけていいのかわからない」という人もいますよね。
今回の記事では、1ヶ月で英会話のための基礎英文法をマスターする方法をお伝えします。
オススメのテキストも紹介していますので、是非参考にしてくださいね。
- 英文法が英会話に必要な理由
- 会話に最低限必要な英文法の基礎とは?
- 英文法をマスターするとはどういうことなのか?
- 英文法の基礎をマスターする具体的なステップ
- 英文法の勉強スケジュールを決める
- 英文法の具体的な勉強方法とは
- 英文法のまとめ
英文法が英会話に必要な理由
日本語を話す私たちにとって、英語が難しい理由はいろいろありますが、一つは語順が全く違うことがあります。
例えば、日本語だとこんなふうになります。
私は 昨日 ピザを 食べました。
ところが英語にすると、こうなります。
I had pizza yesterday.
日本語とは全く順番が逆さまなのです。
こういった英単語を並べるルールのことを「英文法」といいます。
第二言語として、英語を学ぶなら最低限の文法を理解しないと、会話をすることができません。
会話に最低限必要な英文法の基礎とは?
会話に必要な文法の基礎とはどういうことでしょうか?
この記事での「最低限必要な英文法の基礎」とは、
以下の記事で定義している「レベル2(中級レベル)」になるために必要な英文法を指します。
↓ 詳しくはこちらの記事でどうぞ。
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英文法をマスターするとはどういうことなのか?
では、文法をマスターするということはどういうことなのでしょうか。
マスターしているということは、つまり、その内容を「理解」し、記憶に「定着」させ、「アウトプット」できることです。
理解
文法書はたくさん使うのではなく、一つだけを読み込みます。文法書に買いてある内容が理解できるまで、何度も読み込みましょう。
わからないところはそのままにするのではなく、インターネットで調べたり、人に聞いたりして解決します。
定着
記憶に定着させるためには、しっかり文法書を読んで、自分のものに噛み砕いておくことが必要です。
その文法について口に出して説明できるのか?を確認してみましょう。定着しているということは、自分の言葉で説明できることでもあります。
アウトプット
必要な時に、その文法を使って話せるようになれば、「マスターできている」と言えます。
英文法の基礎をマスターする具体的なステップ
【ステップ1】現状の英文法レベルの確認
まずは自分の現在のレベルをしっかり、ざっくりと確認することから始めましょう。
自分の現在の状態はどうなっているのか?
現実と向き合うことで、ようやくこれからやるべきことが明確になるのです。
・中学レベルの文法も怪しい(英検4/5級) ・中学英語レベルは大丈夫だが、高校レベルは怪しい(英検3級) ・中学・高校レベルは大丈夫(英検2級)
おおよその自分の感覚で問題ないですが、どうしても自分のレベルがわからない人はこういったテストサイトを使ってみるといいでしょう。
・英語力測定テスト
【ステップ2】使用する教材を選ぶ
・中学レベルの文法も怪しい(英検4/5級)にオススメの参考書
中学英語を復習したい人に人気の本がこちらです。音声、練習問題付き。文法を学び直したい大人も挫折しない、入門編の参考書です。
中学三年分の文法を簡単な言葉で説明してくれます。無料の動画もみることができます。
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・中学英語レベルは大丈夫だが、高校レベルは怪しい(英検3級)にオススメの参考書
中学英語は大体理解できるという人にはこちらの本がオススメです。音声は対応アプリをダウンロード。
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・中学・高校レベルは大丈夫(英検2級)にオススメの参考書
基礎文法が大体わかっているならこの本がオススメです。英文法を機械的に暗記して学習した人にこそ読んで欲しい一冊。
全て難しい用語を使わずに説明されています。とはいえ、中学英語などを理解していない人には難しい本なのでご注意ください。
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【ステップ3】スタート。【理解】→【定着】→【アウトプット】
・理解(最初の10日間)
参考書を理解するために、じっくりと読み込みます。
最初の10日間で一周目が終わるように、毎日ページを進めていきましょう。
・定着(10〜20日目)
二週目に入ります。
一週目で理解出来ているという前提なので、人に説明をするつもりで、その文法について口に出して説明をしてみましょう。
・アウトプット
三週目に入ります。自信があるところは例文を口に出して、さらっと進めます。
「あれ?」と不安になるようなところだけ、もう一度しっかり確認をしておきます。
英文法の勉強スケジュールを決める
1ヶ月でマスターしようとするのなら、毎日30分の勉強時間というわけにはいきません。
使う参考書にもよりますが、最低でも3時間は毎日確保する必要があります。
1日のうちのどの時間を英文法の勉強時間として使うのかを決めましょう。
例えば、通勤で1時間、帰ってきてから2時間。
休みの日は午前中に5時間勉強してしまう。
などと、平日休日を含めてスケジュールしてしまいます。
スケジュールを決めることまで出来たなら、あなたの最後までやろうという気持ちは本物でしょう。
英文法の具体的な勉強方法とは
1.理解
参考書じっくりと読み込みます。
丸暗記ではなく、理解することが重要になります。話すための文法は丸暗記をしてしまうと、言い換えなどが出来ないからです。
説明をしっかり読んで、わからないことは必ず確認をして「腑に落ちる」まで読み込みましょう。
・定着
参考書で説明されていた文法を、自分でも説明してみましょう。
口に出しても、紙に書いても構いません。自分の言葉で説明ができるようになれば、内容が定着してきています。
orse.
・アウトプット
その文法を使って、自分の例文を作ってみます。話すための文法ですから、自分が実際に使うようなフレーズが出てこないと意味がありません。
例えば、
A whale is no more a fish than a horse is. クジラは、馬と同じように魚ではありません。
という例文を自分で使いそうなものに置き換えてみます。
I have no more than 1000yen. 私は1000円も持っていません。
暗記で覚えたら言い換えができません。
理解してから、自分の使うフレーズを口にだしてみましょう。
英文法のまとめ
「英会話に文法はいらない」という話もありますが、それは真実でもあり嘘でもあります。
英文法とはざっくり言えば、英単語を並べるルールです。
その最低限のルールを知らないと、英会話もできるようになるとは言えないですよね。
まずは己のレベルを知り、学習計画を立てて、英会話に必要な英文法のスキルを手に入れましょう。
【英語勉強法まとめ】初心者からの英語学習マップ 9記事で解説
留学ナシ、お金はかけずに独学で、英語・英会話をマスターすることは可能です。大切なのは目標の設定と最短距離で「英語が話せる自分」になるためのロードマップ。
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